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新年あけましておめでとうございます、ぴなぴなです。

年も明けたばかりということで、今回はエンタメ精神に満ち溢れた楽しいデッキを紹介させて頂こうと思います。
デュエルでみんなを笑顔にする過去作キャラにヨイショされまくるおっぱいのでっけぇ女を松葉杖代わりに侍らせるといった行為に憧れのある方には特にオススメのデッキです。

それでは、どうぞお付き合い下さいませ。





【竹光スカイマジシャン】概要

さて、今回紹介させて頂くデッキはこちら。
スカマジ

直近のデッキがシンクロエクシーズときて、今回のデッキはリンク召喚一辺倒。
題名の通り《EMスカイ・マジシャン》の活用がメインとなっており、《マジシャンズ・ソウルズ》で墓地に送り《神聖魔皇后セレーネ》で蘇生する、といった動きでスカイマジシャンを盤面に着地させていきます。

さて、その際にネックとなるのがセレーネの起動条件。
蘇生効果の使用には、コストとして魔力カウンターを3つ消費しなければなりません。
単体で条件を満たすためには合計3枚の魔法カードが必要になるのですが、これを《聖騎士の追想 イゾルデ》からの竹光ターボを軸として確保しよう、というデッキになっています。


メインデッキ解説

《EMスカイ・マジシャン》

スカイマジシャン

このデッキのメインコンセプトにしてエースモンスター。
華やかなようでよく見ると結構悪役っぽいデザインがチャーミングです。
魔術師永続魔法の出し入れは言わずもがな強力で、自ターンには再演による展開強化、相手ターンには右手による妨害と八面六臂の活躍をしてくれるでしょう。

フィールドから離れた際に発動する破壊効果も地味ながら便利なもので、場合の任意効果であるためリンク素材として墓地に送られた場合にも発動することが可能です。
特に《破械雙王神ライゴウ》や《アクセスコード・トーカー》の素材として用いた場合には、前者はライゴウの効果と合わせた2枚除去、後者はチェーン順をアクセスコードの攻撃力アップよりも手前に埋めることでチェーン不可の破壊効果として機能するため非常に強力です。
(アクセスコードに埋めるアイデアはモリキリデコイツから頂きました。サンクス!)

《魔術師の再演》
《魔術師の右手》
《魔術師の左手》

スカイマジシャンといえば欠かせない「魔術師」永続魔法カード達。
魔法を封じる右手や無限泡影など妨害罠へのケアになる左手は言わずもがな強力ですが、最もパワーがあるのはやはり魔術師の再演でしょう。
スカイマジシャンと合わせて適当な蘇生対象を2回蘇生するだけでもかなり展開が強くなりますし、《簡易融合》から呼び出したサクリファイス一族も蘇生対象となるため、盤面処理に制圧札にと大活躍です。
マジシャンズ・ソウルズとの相性も最高で、再演で蘇生したソウルズで再演をコストにドローしつつ右手を持ってくる動きはその後の妨害も合わせて凄まじい量のアドバンテージを齎してくれます。

《昇華騎士-エクスパラディン》
《チューン・ナイト》
《焔聖騎士-リナルド》
《妖刀竹光》
《黄金色の竹光》

イゾルデ展開用のパーツ。
イゾルデで妖刀を落としてリナルドを出し、黄金色をサーチしつつ妖刀を回収する動きで黄金色の竹光の発動条件を満たすことが可能です。
デッキの魔法を一気に2枚引っ張り出すと同時にドローによってデッキを掘り進めることができるため、ソウルズや簡易融合などを引き込んでセレーネに繋いでいきます。

エクスパラディンからのチューンナイトはうららタイミングが存在せず、その後のイゾルデにうららを撃たれても最低限妖刀竹光を落とすことはできる(=セレーネ起動用の魔法は稼げる)のが嬉しいですね。無限やヴェーラーを投げられると普通に止まりますが……

《マジシャンズ・ソウルズ》

スカイマジシャンの最強のパートナー、このデッキを組むきっかけにもなったカードです。
デッキのスカイマジシャンを墓地に送ることができ、再演の蘇生に対応し、ドロー効果によって再演を墓地に送ることができる……と、そのシナジーは完璧の一言。
《ワンチャン!?》でサーチ可能な点も含め、†インコーラス††自爆特攻†とかやっていた時代からは信じられないほど安定してスカイマジシャンにアクセスすることができるようになりました。

《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》
《錬装融合》

Theオシャレ枠。
ワンチャンに対応するPモンスターなので一気に2枚分の魔法カウントになり、使い終わった再演を破壊することで右手をサーチするといった動きも可能です。
錬装融合は墓地効果で1ドローすることができるので、ビスマギアでセットしたり素引きしたものをソウルズやトロイメアのコストにしてチマチマとアドバンテージを稼ぎましょう。

《簡易融合》

セレーネの魔法カウントを稼ぎつつ手札誘発をケアしつつ盤面を広げつつ制圧札になる最強カード
これを引けるかどうかで妨害への耐性や最終盤面の強度が大きく変わってきます。
幸いソウルズ、竹光、錬装融合とドローソースはかなり豊富なので、気合で引き当てましょう

エクストラデッキ解説

《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》
《サウザンド・アイズ・サクリファイス》

簡易融合の呼び出し先になるモンスター。
基本はミレサクを出したいですが、破壊耐性への解答が多くないデッキなのでサウサクも何かと重宝します。
双方共にレベル1の魔法使いというステータスが非常に優秀で、一度出してリンク素材などで墓地に送った後は再演やセレーネなどで全ての制約を解除した状態で場に残すことができるため、アストラムなどと併せて強力な制圧盤面を敷く事が可能です。

《双穹の騎士アストラム》
《破械雙王神ライゴウ》
《アクセスコード・トーカー》
《トロイメア・グリフォン》


セレーネや後述のコードブレイカーを素材に呼び出すモンスター達。
アストラムは単体で強力な上にスカイマジシャンやミレサクを戦闘破壊から守れるので、無理なく出せる時は優先して出していくのがいいと思います。

ライゴウは盤面の突破力が強力で、魔術師の右手やビスマギアなどに反応して破壊効果を飛ばせるのも嬉しいところ。
自分の場のカードも破壊できるのも重要で、特にビスマギアで誘発させてセットした錬装融合をそのまま破壊するといった動きはかなりのうまぶり指数を誇ります。

アクセスコードとグリフォンは上記2匹よりは使用頻度が低いものの、前者は後攻でのリーサル取りや対象耐性持ちの処理、後者は後述するコードブレイカー展開から相手にリンクマーカーを向けずに相互リンク状態でリンク召喚できるのでどちらも便利なモンスターです。


《コードブレイカー・ウイルスソードマン》
《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》

名前が適当すぎないか?
ウイルスソードマンて。
本当に名前が適当なのが欠点ですが、セレーネとは極めて相性のいいモンスター達です。
セレーネの真下にウイルスソードマンを出すことでゼロデイをリクルートし、2体でバーサーカーを作って素材にした2体を蘇生することで一気に盤面をごちゃごちゃさせることができます。
この時バーサーカーで相手の魔法罠を3枚まで除去できるため、特にペンデュラム系のデッキには強気に出していきたいですね。

セレーネには名称ターン1が付いていないため、ウイルスソードマンとセレーネでもう1度セレーネを立てれば蘇生効果をおかわりするといった事も可能です。
この時アストラムは他に何か素材になるものがいないと作りづらいので、前述のトロイメア・グリフォンは主にここで使うことになります。(ウイルスバーサーカー+ゼロデイなど)

《水晶機巧-ハリファイバー》
《クロシープ》

その他細々とした展開用のリンク2。
ハリファイバーはソウルズ+ワンチャンで持ってきたジェットなどから作ります。
効果でヴェーラーを呼び出せばセレーネを作れるので、ジェットの自己再生も活かして適当にコードブレイカーまで行きましょう。

クロシープは簡易に反応させて蘇生効果を使います。
ソウルズは勿論のこと、素出ししてイゾルデの素材にしたリナルドを蘇生して竹光を回収したり、
妨害に使ったうららを蘇生してハリに繋いだりと燻し銀な活躍のできるカードですね。


まとめ

というわけで【竹光スカイマジシャン】のご紹介でした。
このデッキは最近組んだ中でも特に感触が良くて、テクニカルで独特な動きも多い、使っていて非常に楽しいデッキに仕上がっているのではないかと思います。

【スカイマジシャン】はソウルズでスカマジを落としてセレーネで蘇生するという点は同じでも、そのための魔法を稼ぐ手段にかなり構築者の色が出る非常に面白いデッキなので、皆さんも是非思い思いの【スカイ・マジシャン】を構築してみて欲しいと思います。
その際に今回の記事が何かの参考になるようでしたら、なおのこと幸いです。

そういえば、モリキリデコイツもまたこのデッキとは一味違った構築の【スカイ・マジシャン】を組んでいるので、その内記事になるかもしれません。そちらもどうぞお楽しみに……

以上、ぴなぴながお送りしました。それではまた次の記事で……アデュー!